筋肉にはそれぞれ大きさがあります。
手で一番大きな筋肉は親指の付け根
お猿さんは親指と、その他の4本指に分けて木を掴みますよね(^^)
それだけの筋肉が親指の付け根にはあります。
ですので何も考えずに音を出すと、親指で出す音が不自然に大きくなりがちになります。
指一本一本に張り巡らされた細かな筋肉
ピアノは和音楽器ですので、全体のバランスをよく聴きながら演奏することが必要となります。
指揮者のような役割です♪
全ての音が同じ音量≠全体のバランスが良い です。
音それぞれに重要度というものがあり、重要度が低い音を大きく出してしまうと途端にバランスが悪くなります。
重要度は耳で聴いて分かれば一番良いのですが、音楽理論を学習して分析することもできますよ(^^)
そこで使われるのは細かな筋肉です。
10本ある指をその時々で力の調整しなくてはならないので、細かい筋肉を鍛えることが重要になってきます。
腕や背中の筋肉とも連携
一言に「腕」「背中」と言ってもこれも様々な役割の筋肉が張り巡らされています。
この辺はスポーツや人体を専門的に勉強している方は詳しいと思います。
スポーツ選手のようにバリバリ鍛える必要はありませんが、ある程度の筋肉はついていないと変なところに力が入ってしまいます。
『支える』筋肉は最低限必要ですね(^^)
筋肉は年齢と共に育つ
お子さんの筋肉は柔らかいので振動を支えきれず思うような音が出ないことも多々あると思いますが、年齢と共に育っていきます。
柔軟性のある筋肉を身につけていくことが理想ですね(^^)